2007年11月25日

九州の自動車産業は元気がよい

 自動車産業の元気がよい。トヨタなんかは日本一元気のよい企業だし、ワールドワイドにも活気があるのは間違いないところ。でも、トヨタは海外拠点の活動も重視しつつ、国内生産、国内市場をそれ以上に重視しているフシがある。

 近頃では、福岡県を中心とする北九州地域が、自動車産業の重要拠点として構築されつつある。従来の自動車産業は中部地方が主要生産地だったのだが、日産自動車が23日に九州工場でSUVの生産に入った。トヨタ、ダイハツは従来より九州で生産設備増強を行っている。

 この背景には、ベトナム、インドといった、アジア市場の好況と部品メーカーの九州進出が活発化していることがあると考えられる。一方、日本からの輸出の主力である北米大陸は、成長鈍化が報告され、円高のおそれもあもあるため、懸念材料も抱えている。なので、アジア市場の重要性は今後も増してゆくものとされ、生産拠点としての九州も比例して重要性が増すことだろう。

 厚生労働省の発表では、来春卒業予定の大学生の就職内定率は平均69・2%で、そのうち九州は65・4%(5・2ポイント高)となっている。一方、関東、中部のポイントはどちらも下落している。また、中国・四国も66・4%(7・3ポイント高)と活況を呈している。これから元気の良いのは、大陸に近い南部日本かも知れない。

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